リーガルプラス千葉・東京・茨城の中小企業法務相談

11月28日に社労士さま向け勉強会を開催し、当法人代表弁護士の谷が講師を務め、「パワーハラスメントの実務対応」についてお話をいたしました。

テーマ

• ・パワハラの基本知識
• ・注意指導方法
• ・パワハラ被害と労災
• ・パワハラ被害と裁判

令和元年5月、職場でのパワーハラスメント（パワハラ）防止を企業に義務付ける労働施策総合推進法の改正法（通称、パワハラ防止法）が成立しました。
同改正での企業の対応義務を中心に、パワハラ被害申告への調査／パワハラにならない注意指導方法／労災対応など、多岐にわたるテーマをお伝えしました。
講義に参加された社会保険労務士の多くの先生方はメモを取られており、有益な実務情報をご提供できたかと思います。
また、偽ハラスメント問題やパワハラ事実を認定できない時などの対応が難しいパワハラ問題にも踏み込んで検討し、参加いただいた多くの先生から好評をいただけました。

法改正を受け、加害者・被害者を生まない健全な企業運営のためにも、パワハラの相談体制、管理者や従業員への研修教育は非常に重要度が高いテーマとなっています。パワハラ問題については今後も労務勉強会のテーマとして、継続して取り扱いたいと思います。